マスメディアと中国の事1

 ネットでよく、地上波テレビ、新聞など、いわゆる日本の主流のマスメディアは触れないテーマが多いと言われるが全く同感です。 
芸能人の覚せい剤事件やゴシップ、与党政治家の失敗談はこれでもかと言わんばかりに毎日飽きもせずテレビを賑わすけど、対中国問題は当り障りのないのない事ばかりで外交上の負の側面の記事が欠落している。
中国軍の海・空からの領土侵入や対峙した戦闘機等の「ロックオン」といった行き過ぎ行動、領海付近でのガス田開発、小笠原の赤サンゴ強奪など、これらはまるで報道規制でもあるかのように地上波や新聞ではニュースとして扱われない。 なぜ、繰り返される外国による日本の主権侵害が重大ニュースとならないのか・・・いくらなんでも何かおかしい。 今年の3月、アルゼンチン海軍が領海で暴れまわる中国漁船を撃沈したとのニュースが流れたが、これが国際社会のルールらしい。 憲法9条がなくても日本領海で撃沈はないだろうが、ロックオンされても手が出せない空自パイロットやそれをブログで告発したOB達の口惜しさを思うと、憲法9条に縛られ、国の自衛どころかスクランブル毎に身の危険も守れないパイロットがいるなんて、何のための平和憲法なのかこの国の矛盾の象徴としか言いようがない。

 報道規制なのか自己規制なのか、報道の偏向はいつから始まったのだろうか?、一体マスメディアはいつから堕落してしまったのだろうか? 
 私が子供の時には少なくともあったと思う報道の良心は、いつから消えていったのだろうか? 自国を守ろうとする安保法案を「戦争法案」と言ってただ人心を煽ってみたり、・・・ものの見方に公平性に欠けるよね。
「国破れ、山河無くして、憲法守る」 ・・・そんな事に成りそうなのが怖い。